昨日の共同通信杯は人気のラウンドワールドが痛恨の出遅れ。ペースはマイネル二騎のスローで流れて直線へ。一旦、マイネルストラーノが逃げ切るかと思いましたが、折り合ったメイケイペガスターが見事に差しきり。ゴットフリートは伸びましたが2着まで。ラウンドワールドは3着。馬場のいい内枠は前が全く開かず、マンボネフューは外に出す不利で5着が精一杯でした。
勝ったメイケイペガスターはフジキセキ産駒。ダービーでは距離不安も皐月賞やNHKマイルなら十分勝負できる馬です。横山典騎手もうまく折り合わせていい騎乗でした。ただ、クラシックに直結するかどうは、きさらぎ賞同様に微妙。やはり弥生賞組が本命でしょうか。
一方、京都では古馬中距離路線の京都記念。3角あたりで休み明けショウナンマイティがかかり気味に先頭に立ってレースは動きました。4角あたりでは外に出したトーセンラーが抜群の手ごたえで久しぶりの重賞制覇でした。こちらも武豊騎手の腕が光りました。2着は外から伸びたベールドインパクト。この馬も力は付けていますが、瞬発力勝負は不向きですね。3着はショウナンマイティ。期待したカポーティスターは6着、難しいですね。ジャスタウェイは明らかに距離不向きで2000以下がベストでしょう。ジョワドヴィーヴルは休み明けで古馬の牡馬相手ではこの程度でしょう。
土曜のクイーンCはウキヨノカゼが4番手からいい競馬をしました。桜花賞でも十分勝負できそうな馬です。スイートサルサは位置取りの差だけでこの馬もいい脚を使います。イリュミナンスはここで賞金を加算できなかったことは痛いですね。コレクターアイテムは全くいいところなし。早熟なのでしょうか。