今年のマイルチャンピオンシップはカンパニーのためにあったようなレースになりました。スタートでマイネルファルケが先頭を奪うとマイルG1戦とは思えないスローペースに。キャプテントゥーレは前での競馬、カンパニーはインコースでじっと我慢。勝負どころでもマイネルファルケの脚色は衰えずこのままかと思いましたが、脚をためていたカンパニーがいつもの末脚を炸裂させて勝利しました。２着は粘ったマイネルファルケ。３着は外国馬サプレザでした。
カンパニーの強さだけが目立ったレースでした。この馬は瞬発力勝負には滅法強いのですが、今秋のレースは全てこの展開になったことが勝因でしょう。あとは今年の４歳馬があまり成長しなかったので、レベルが下がってきているもの理由かもしれません。この後は社台スタリオンステーションで種牡馬とのことですが、いい仔を出して欲しいですね。惜しかったのはキャプテントゥーレ。積極的な競馬をしたのですが、最後の直線で外に少しよれたのは残念でした。来年に期待ですね。
土曜の東京スポーツ杯２歳Ｓはローズキングダムとトーセンファントムのハナ差の接戦でした。来年のクラシックに向けていいレースだったと思います。サンディエゴシチーは休み明けで良化が期待できますね。
最近馬券の調子が悪いので、今週のジャパンカップでは流れを変えたいところです。外国からもブリーダーズカップターフ連覇のコンデュイットなど強い馬が来ますので楽しみです。
