今日は土日の重賞競馬について回顧します。雨の影響から芝は前残り、ダートは脚抜きが良いせいか後方一気での決着となりました。
まずは東西の金杯から。京都金杯は心配された天候もそれほど悪化しませんでしたが、馬場は少し重めでした。レースはマイネルスケルツィのスローがマイペースでの逃げ。サクラメガワンダーも前走同様に前での競馬。その後方にキンシャサノキセキでしたが、３角でペースが落ちたところで引っかかりぎみに。直線に入ってからもインを通ったマイネルスケルツィがそのままゴールへ。エイシンドーバーが４角から伸びて２着を確保しました。キンシャサノキセキは直線でももたれ気味で上手く追えずに６着惨敗、今後の巻き返しに期待します。勝ったマイネルスケルツィは力をつけていますが、馬場と展開も味方したように思います。
中山金杯は不良馬場でのレースに。シャドウゲイトは楽に２番手を追走して３角からは先頭へ。そのまま直線でも突き放し７馬身差の圧勝でした。２着は後方から伸びたアサカディフィート。明らかに馬場が味方したように思いますが、この差は自力の違いかもしれません。今後も期待できます。
最後に日曜のガーネットＳ。予想通りジョイフルハートが逃げましたが、思ったよりも粘れずに４角では一杯に。並んでいたニシノコンサフォスが押し切るかに思いましたが、やはりペースが速かったようで後方の差し馬の展開に。リミットレスピッドがいい感じで直線伸びてきましたが、ハンデのせいか先頭に並ぶまで。さらに後方にいたスリーアベニューが一気の脚で差し切り勝ちでした。スリーアベニューも前走から後方一気が板についてきたようです。先行激化の展開も味方しました。リミットレスピッドは良く走っていますが、もう少し距離があった方が良さそうです。ニシノコンサフォスは堅実にばてずに走っています。意外だったのはジョイフルハート。もっと粘れるかと思ったんですが、不可解な失速でした。
