サートゥルナーリア、まず一冠

皐月賞は雨が気になりましたが、なんとか持ちこたえて良馬場でのレースに。レースはランスオブプラーナが1000m通過59.0のハイペースで引っ張るタフな競馬に。人気馬は中段あたりの競馬に。

4角からヴェロックスが強気にまくるように先頭に立ちましたが、後方からサートゥルナーリアが追い込みをかけてマッチレースかと思いましたが、インからダノンキングリーが鋭い脚で抜け出しを狙う好レースに。直線でサートゥルナーリアとヴェロックスがぶつかるアクシデントもありましたが、最後はサートゥルナーリアが抜けてアマタ差で勝利しました。二着は不利があったヴェロックス、ハナ差でダノンキングリーでした。アドマイヤマーズは手応え抜群でしたが、伸び切れず4着、距離かも。穴でねらったクラージュゲリエは5着と健闘しました。

勝ったサートゥルナーリアは無敗でのクラシック制覇、しかも休み明けと文句ない競馬でした。直線で少し内側にささったのは気になりますが、日本ダービーでも人気になるでしょう。惜しかったのはヴェロックス。パドック気配も良かったし、勝ちにいっての競馬なので、仕方ないですね。次走での巻き返しに期待。ダノンキングリーも強いですね。この3強でどういう競馬になるか、今から楽しみです。

f:id:sarahqee:20190414164221j:plain

 

今年の牡馬クラシック戦線

今年の牡馬クラシック戦線は重賞戦線をみると混戦模様。重賞連勝している馬は不在ですし、しかもトライアルは伏兵が勝利。この状況だけみると、どの馬が勝ってもいいレースになりそうです。

しかし人気はサートゥルナーリアに集中。ホープフルSを勝っていますが、レースぶりや血統から期待されている逸材ということでしょうか。確かに強い競馬をしていますが、休み明けや転厩、乗り替わりなど、かなり気になる点があります。調教は抜群だったのでいい競馬はすると思いますが、そこまで人気がかぶるほどの信頼性はないと思います。対抗まで。

そこで狙いはヴェロックス。大飛びで脚質として中山2000mはどうかと思いますが、ここ二戦のレースぶりが秀逸。自らレースを作っての完勝で本格化したとみます。未知の魅力からこの馬を狙ってみます。川田の手綱にも期待。

単穴はアドマイヤマーズ。距離が気になりますが、いい枠を引きましたし、父アドマイヤメジャーが勝っているこのコースは合うはず。ダノンキングリーはひいらぎ賞勝ちから中山もOK。多頭数なので馬群をうまくさばければ。あとはファンタジスト、サトノルークス、アドマイヤジャスタあたりへ。穴はクラージュゲリエ。人気ありませんが、京都2歳Sの内容から狙ってみます。

 

 

グランアレグリア、圧勝

平成最後の桜花賞はグランアレグリアが直線抜け出して、後続を寄せ付けないまさに圧勝でした。朝日杯FS以来のぶっつけでしたが、馬は全く問題なかったですね。ルメール騎手も自信あったようですね。

確かに牝馬同士では負けなしでしたし、ダノンファンタジーにも新馬戦で完勝していたようにこの世代では抜けているようです。牡馬相手に好走していたことがここで生きましたね。距離も大丈夫そうなので、オークスでも本命候補でしょう。

二着は伏兵のシゲルピンクダイヤ。チューリップ賞でもしぶとい競馬をしていましたし、今日は和田騎手がうまく騎乗しましたね。三着クロノジェネシスは外を回されたのがもったいなかったですが、最後はいい脚を使いました。

人気のダノンファンタジーは四着。直線グランアレグリアを外から追いましたが、最後は伸び切れず。少しかかり気味だったこともありますが、この敗戦をどうみるか。期待したビーチサンバは五着。直線まではいい感じでしたが、最後は同じ脚色になってしまいました。

 

f:id:sarahqee:20190407185405j:plain