有馬記念は予想通りレベルの低いレースになってしまいました。直前でエイシンフラッシュが回避しましたし、JRAがオルフェーヴルを勝たせるようにした感じでした。池江厩舎５頭出しもどうかと思いますし。ただ、オルフェーヴルは強かったです。八分のデキであのパフォーマンスですから、文句はありません。種牡馬としても成功して欲しいです。気性の荒さがいい面ででた名馬でした。凱旋門賞で勝てなかったのが唯一の残念なところ。産駒に期待しましょう。
２着ウインバリアシオンは離されましたが、いい競馬をしていました。長期離脱からよく立ち直りました。陣営の努力には敬意を表します。来年の春の天皇賞あたりではいいパフォーマンスが見られそうですね。ゴールドシップは３着。JCの惨敗からの巻き返しでブリンカーが効いたのかもしれません。
一方、２歳馬のラジオNIKKEI杯２歳Sは伏兵ワンアンドオンリーがルメールの手綱で快勝。ハーツクライ産駒でセンスがいい馬ですね。２着アズマシャトルは勝ちにいっての競馬でいいレースをしました。３着アトノアラジンは大事に乗りすぎの感がありました。今年のこのレースはそれほどレベルは高くないとみます。来年のクラシックは混沌としてきました。
最後に東京大賞典。ホッコータルマエが最後もいい競馬で締めました。前での競馬で安定感ありです。さらに来年もいい競馬をしそうです。ワンダーアキュートもいい競馬でしたが、相手が強かったです。ニホンピロアワーズは巻き返しに期待しましたが、まだ良化途上という感じでした。ローマンレジェンドはスタート時点で終わっていました。精神面のケアが必要な感じがします。
