朝日杯ＦＳはグラスワンダー産駒セイウンワンダーが親子二代制覇を果たしました。新潟以来のレースでスタート前はテンションが高かったようですが、レースではインコースで我慢。直線で空いた内側を抜けて鋭く伸びて快勝でした。距離ももう少しもちそうです。岩田騎手は前日の騎乗停止がありましたが、素晴らしい手綱さばきでした。
フィフスペトルはセインワンダーと同じような位置にいたんですが、コース取りの差がでました。直線の伸びはよかっただけに惜しいレースでした。この馬も距離は大丈夫でしょう。ブレイクランアウトは４角から仕掛け気味に上がっていった分、最後伸びませんでした。少し仕掛けが早かったように思います。ただ一瞬しかいい脚が使えないマイラータイプかもしれません。残念だったのはシェーンヴァルト。北村浩騎手が前レースで斜行した影響もあったように思います。終始、内に包まれて持ち味を出せず惨敗。気にしていたジャングルポケット産駒の不器用さが出てしまいました。巻き返しに期待しましょう。
阪神カップはマルカフェニックスが快勝。福永騎手の相性もいいようで来年に向けていいレースでした。ファリダットはいつも同じようなレースで少し足りません。母のように少し強引は競馬の方がいいかもしれません。リザーブカードはやはりこの位は走れますね。惜しかったのはスプリングソング。抜け出しが少し早かったのが最後の２着争いに響きました。
今週はいよいよラストウィーク。有馬記念もそうですが、ラジオNIKKEI杯が面白そうです。
