蛯名の不可解な騎乗

セントライト記念は2頭が落馬するという後味の悪い結果になってしまった。しかも軸にした2頭が接触するという状況ではコメントしにくいです。一応回顧しておきます。


レースは予想通りミドルペース。ニシノアンサーが逃げてトーセンシャナオー、ミレニアムウイングが2番手集団、人気のフサイチジャンクはスタートがあまり良くなく後方からの展開。前半60.2秒のペースで4角へ。ここで中段グループが先行勢を捕らえるところでしたが、マツリダゴッホが前にいたインテレット接触し転倒。後ろのネヴァブションも落馬。2番手にいたトーセンシャナオーが直線で先頭にたってそのまま押し切り先頭でゴール。後ろにいたトウショウシロッコが2着。3着にミストラルクルーズが入った。


このレースのポイントは雨あがりの中山の先行有利の馬場と4角でのごちゃつきを嫌って外に出せるかの2点にあったように思います。イネスは好位先行で馬の持ち味を出したし、藤田もそつなく権利取りをしたの対して、蛯名の騎乗には失望しました。マツリダゴッホの4角の手ごたえからも十分勝負できたはずですし、不可解な騎乗でした。マツリダゴッホは乗替りすれば確勝でしょう。インテレットフサイチジャンクは落馬のあおりを受けているので参考外でいいと思います。