サンデーの底力

明日は牝馬クラシック第二弾「オークス」。桜花賞組vs別路線組では圧倒的に前者が有利なのは過去のレースからも明らかで、別路線組も忘れな草賞とフローラS上位馬のみとはっきりしています。今年もトライアルレースは平凡な内容でしたので、軸は桜花賞組からがセオリーです。

まずは桜花賞キストゥヘヴン。この馬の身上は切れでフラワーカップ桜花賞ともに目標を決めて差し切り勝ちしているように、人気を背負った今回はどのような競馬ができるかです。今の東京の馬場は直線は内側有利の傾向が強いだけに少し割引です。


桜花賞2着のアドマイヤキッスは負けはしたものの直線一旦先頭に立つ場面もあったように、自分で競馬を作れるのがこの馬の強み。距離に若干の不安があるが、サンデー産駒の底力で押し切る可能性が高いと思う。

3着コイウタ、4着アサヒライジングも有力馬だが、前2頭とは勝負付けが済んだ感もある。5着シェルズレイは瞬発力勝負となった桜花賞は展開が不向きだったが、チューリップ賞アドマイヤキッスと接戦したことを見逃す手は無い。今回人気も無いようなので狙います。2番人気で惨敗したフサイチパンドラは4角まで手ごたえ抜群だったのに直線でコイウタに前をカットされて戦意喪失。フラワーカップでは果敢にハイラップで逃げてあわやの2着。能力の高さは確かで折り合って気難しさを出さなければ好勝負も。


別路線組ではフローラS勝ちのヤマトマリオンはレースレベル自体が疑問。スイトピーS勝ちのカワカミプリンセスは無敗でここまできていますが、マイラー体型で押さえまで。忘れな草賞勝ちのニシノフジムスメは折り合えば連下までなら。人気になっているブルーメンブラッドはローテーションが気になるのでこれも連下まで。底力では馬体に注意したいシークレットコードまで。


アドマイヤキッス ○フサイチパンドラ ▲キストゥヘヴン 

シェルズレイ △コイウタアサヒライジングニシノフジムスメ

カワカミプリンセス、ブルーメンブラッド ☆シークレットコード