先週のヴィクトリアマイルはパドックで勝負はほぼ決まっていたように思う。
以前のダンスインザムードは馬体は素晴らしいのだが、パドックでかなりイレコミが目立っていた馬だった。それが今回のパドックでは先頭を悠然と歩いていて、一人引きでも全く問題がないほど落ち着きをみせていた。この時点で連対はほぼ固いと感じた。
2着だったエアメサイアは馬体重が+12kgだったが、太め感もなく最後方をゆっくり歩けていた。この馬は少し余裕があるときの方が走るように思う。距離不足が心配されていたが、馬体からはマイルでも十分通用するはず。
一方、敗れたラインクラフトはいつもよりもテンションが高く二人引きでイレコミぎみ。馬体も前走以上のハリがなく、走る気もかけていたように思う。体型からも東京マイル向きではなく、スプリント~マイルまでの快速馬と感じた。
今後もパドックの写真から勝ち馬や負けた馬の分析をしていきたいと思う。今週のオークスも楽しみです。