会心の騎乗

回顧が遅くなりました。ヴィクトリアマイルは4歳馬ホエールキャプチャが初G1制覇を飾りました。内枠有利の東京馬場を読みきっての横山典騎手の会心の騎乗でしたね。馬も前走とは比較にならないほど良くなっていました。自在性のある脚質で好スタートでいい位置を付けられたのも良かったですね。やはりマイルあたりがベストの馬です。

2着のドナウブルーは不利な外枠から直線でも外に出した分、届きませんでした。ウイリアムズ騎手も乗れてます。この馬も東京マイルは合っていました。3着マルセリーナは内枠でしたが、いい位置に付けられずに終始前が壁になりもったいない競馬でした。アパパネは3角あたりで外の馬にぶつけられたりしたようですが、昨年の出来にはなかったですね。フミノイマージンは乗り替わりの影響もあったのか全く競馬ができませんでした。オールザットジャズは外枠で後方待機で大外持ち出しと全くいいところがなかったです。騎乗に問題ありと思います。

土曜日の京王杯SCサダムパテックが復活の勝利。この馬はこのぐらいの距離が合いますね。ウイリアムズ騎手の豪腕も見事。安田記念にはあまり直結しないレースですが、この馬は強いと思います。2、3着に人気薄のレオプライム、インプレスウイナーが入って大荒れでしたが、この2頭は実は前走1着で順調に使われていた馬でした。競馬は難しいです。ストロングリターンは長期休養明けでしたが、これからもっと良くなると思います。