ラヴズオンリーユー、無敗でオークス制覇

今年のオークスはラヴズオンリーユーが直線で抜け出して完勝しました。忘れな草賞からの参戦で無敗のオークス制覇。兄リアルスティールよりも完成度は高いかもしれませんね。今の東京コースの馬場に対応できたことも収穫。距離も問題ないですし、これからが楽しみです。

レンブーケドールはスイトピーSからの参戦であわやの二着。津村騎手の好騎乗が光りました。この馬も東京コース相性いいですね。今の馬場はディープインパクト産駒向きかもしれません。

別路線組のワンツーで決まった今年のオークスから、桜花賞はあまりレベルが高くなかったのかもしれませんね。クロノジェネシスがなんとか3着。前の二頭とは差がありましたね。ビーチサンバは勝ち馬と同じ位置から伸び切れず。距離でしょう。

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ビーチサンバに期待

今年のオークスは混戦。桜花賞馬が不在ですし、別路線組が人気になっています。これまでもこのパターンはありましたが、案外、桜花賞組で決まることが多いと思っています。

本命は桜花賞組からビーチサンバ。東京コース実績もありますし、距離もおそらく問題ないはず。中間の調教過程もオークスを想定したもので、友道厩舎の長距離実績にも期待。ここはしっかり差し切ってもらいたいです。

相手も桜花賞組のクロノジェネシスクイーンCではいい競馬。長くいい脚を使えるのもオークス向き。単穴はコントラチェック。フラワーC圧勝で距離は合うはず。ラヴズオンリーユーは相手強化でどうか。エールヴォアは注意。手広く流して、穴はフローラS組の二頭、ウィクトーリア、シャドウデーヴァを。

高速馬場の代償

ヴィクトリアマイルは超高速馬場で最後はスピード比べになりましたが、D.レーン騎手のノームコアが抜け出して勝ちました。勝ち時計はなんと1分30秒5の日本レコード。この馬場の影響か、ノームコアはレース後に骨折が判明。このまま繁殖へという話しもあるようです。日本競馬の今の特殊な馬場は、結果として馬の故障に影響しますので、JRAはスピード重視から脱却しないと、世界の競馬においていかれる可能性もありますね。警鐘を鳴らすときかもしれません。

二着のプリモシーンはいい競馬をしました。普通なら勝っている競馬ですが、やむを得ない結果ですね。関屋記念でも好走しているように、左回りの長い直線の高速馬場はこの馬向きでした。三着クロコスミアは馬群をさばいての競馬。混戦の中でいい競馬をしました。ラッキーライラック、アエロリットはこの馬場では仕方ない感じですね。

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京王杯スプリングカップタワーオブロンドンが勝利。D.レーン騎手がいい騎乗をしました。距離は1400mがベストな感じがしますが、安田記念でどうか。二着リナーテは中段から伸びて牡馬相手に善戦しました。ロジクライ、トゥザクラウンは力を出していますが、展開が向きませんでしたね。