空馬1着の珍事

エリザベス女王杯は結果的には順当でしたが、空馬1着という珍事になりました。


勝ったリトルアマポーラは騎乗したルメール騎手のうまさが光りました。この馬はこれまで後方からの競馬しかできませんでしたが、スタートを決めて好位で競馬をして、直線抜け出して快勝しました。元々クラシックでも人気をしていたように素質はありました。ルメール騎手の有馬記念やドバイでハーツクライで勝ったように脚質を見抜く力は凄いですね。


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敗れたカワカミプリンセスは力は出せていると思います。やはり往年の力は無いように思います。ベッラレイアは後方からの競馬でこれが精一杯でしょうか。3歳クラシックで活躍したレジネッタエフティマイアムードインディゴは惨敗。やはり疲れがあったのでしょう。


人気のポルトフィーノはスタートで躓き武豊騎手が落馬。場内は騒然となってようです。結局、この馬が先頭ゴール。後味はよく無かったですね。アクシデントとはいえ、ノーリーズンのときと全く同じ状況で、何か対策はないんでしょうか。ポルトフィーノは実力があるのは間違いないのですが、気性に難ありですね。次走での巻き返しに注目です。