能力比較の基準

スプリングSショウワモダンの逃げでスタートしましたが、その後は淡々とした流れになりました。マイネルシーガル、エーシンピーシーは前での競馬、人気のフライングアップルはいつもとは違い、最後方からになりました。ダートで連勝してきたフェラーリピサは4角で早くも脱落。マイネルシーガルが抜け出したところに、インを上手く捌いてきたフライングアップルが差しきりました。3着は粘ったエーシンピーシーでした。サンツェッペリンはいい所がなく8着惨敗でした。


フライングアップルフサイチホウオー相手に2戦2敗。しかも朝日杯でも4着と皐月賞での有力馬とはほぼ対戦しています。この馬も力をつけていますが、能力比較の基準としては最適です。この基準から考えるとフサイチホウオーマチカネオーラが少し抜けているように思います。あとは対決していないトーセンキャプテンが気になります。土曜の若葉Sでもヴィクトリーが勝ったように新興勢力はあまりいないようです。今週の毎日杯を確認して最終判断をしたいと思います。


フラワーカップショウナンタレントが逃げ切り勝ち。自分の型にはめることができたのが勝因でしょう。ただウオッカダイワスカーレットアストンマーチャンがいる強力な桜花賞ではかなり厳しいでしょう。


古馬では天皇賞にむけた伝統の一戦阪神大賞典がありました。レースは最後の直線で一旦抜け出したドリームパスポートアイポッパーが並びかけて、後方からトウカイトリックデルタブルースが差してきたところがゴールでした。現時点ではこの4頭は力は互角と見ました。展開次第では逆転もありそうです。混戦となりそうな天皇賞は今週の日経賞、来週の大阪杯をチェックして決めたいと思います。