ガンバレ日本

先週末はまさに今の日本を救う素晴らしい勝利が2つありました。

まずは言わずもがなのドバイワールドカップヴィクトワールピサトランセンドの一騎打ちの世界の舞台。ガンバレ日本の実況は泣けましたね。ヴィクトワールピサはスローペースに落ちたことと、鞍上ミルコ・デムーロ騎手の好判断がこの結果に結びつきました。ホクトベガから十数年を経て、この一番日本が厳しい時に素晴らしい勝利でした。陣営にも拍手ですね。ヴィクトワールピサは2歳時から注目していた馬で、世界一になったと思うと凄いことです。

2着のトランセンドも大健闘。オールウェザーの馬場がどうかと思いましたが、全く問題なし。今後も期待できますね。ブエナビスタは終始最後方でスロー競馬という厳しい内容でした。巻き返しに注目しましょう。デューティーフリーのルーラーシップは掛かって惨敗、競馬は難しいです。

画像



一方、日本では阪神競馬場高松宮記念。古豪キンシャサノキセキが堂々たる勝利で有終の美を飾りました。3角あたりでダッシャーゴーゴーが内に切れこむ斜行をして不利を多少うけていましたが、全く気にするところなく折り合って完勝でした。史上初の高松宮記念連覇の偉業を達成しました。この馬は中山での新馬戦での末脚でG1級と思ってずっと追いかけていましたが、まさに大器晩成でした。この後は引退し種牡馬とのことですが、父フジキセキに負けない、いい仔を輩出してくれると思います。2着のサンカルロは狭いところを上手く抜けてきました。人気のジョーカプチーノは不利を受けて残念な結果でした。ダッシャーゴーゴーはG1を連続して斜行ということで、鞍上の川田騎手には大反省して出直して欲しいところですね。

画像



その他のクラシック戦線、スプリングステークスフラワーカップ毎日杯は別途回顧します。