昨日の宝塚記念は未完の大器と言われ続けていたアーネストリーがレコードで圧勝しました。
レースはナムラクレセントが逃げてアーネストリーは二番手を追走。人気のブエナビスタ、ルーラーシップは後方からの展開。4角ではアーネストリーが持ったままで後続を尻目に突き抜けて見事な勝利でした。ブエナビスタは後方外から1頭だけ伸びて2着、3着はインコースを選択したエイシンフラッシュ、ルーラーシップは5着でした。
勝ったアーネストリーは父グラスワンダーに続き親子制覇、佐々木晶三調教師と佐藤哲三騎手はタップダンスシチーと同じコンビでした。新馬戦でのちのオークス馬トールポピー、皐月賞馬キャプテントゥーレを相手にしなかった馬でしたが、体質が弱く使うことができない馬でした。6歳春をむかえ馬体も成長し、やっと本格化した感じですね。秋は天皇賞ということですが、海外も視野に入っているようで、楽しみですね。
敗れたブエナビスタは馬体が増えていましたが、パドックからは全く問題ない感じでいい仕上がりでした。距離もこの位がいいと思います。もう少しスムーズな競馬ができれば際どかったはずです。3着エイシンフラッシュもいい仕上がりでしたが、乗り替わりが痛かったですね。内田騎手ならいい勝負ができたかもしれません。ルーラーシップは前走の強引な競馬も今回もしてしまいましたが、G1ではさすがに無理ですね。
これで春のG1は終わりました。あとはダート重賞、帝王賞とジャパンダートダービーが楽しみですね。