2006-01-01から1年間の記事一覧

ディープインパクトのライバル明暗

凱旋門賞での対決が予想された馬が明暗を分けたようです。 昨年の米ブリーダーズカップ・ターフ勝ち馬のシロッコC・スミヨン)はフォワ賞を快勝。キングジョージ優勝のハリケーンラン(K・ファロン)は2着でした。この2頭は間違いなくディープインパウト…

開幕週の展開の読み

二週間ほど更新間隔があいてしまいましたが、先週末より秋競馬が開幕ということで、また頻繁に書きたいと思います。 早速、京成杯AHの回顧から。開幕週のハンデ重賞戦ということでかなり難解な一戦となった。前に行きたい馬が多く厳しい展開になることが予…

コースロスと馬場差

新潟記念は直線のコース選択が明暗を分けた一戦だった。レースはシャーディーナイスの逃げでスタート。2ハロン目が10秒台だったようにトリリオンカットと先陣争いし前半1000は58秒台のハイペース。勝負は直線入ってからになり、有力馬は全て外目コースを選…

グラスワン本格化

明日は新潟記念。このレースはハンデ戦ということもあって人気通りには決まらないレースが多い。 しかし今年はフルゲートの好メンバーが揃った。1番人気のスウィフトカレントは小倉記念を鮮やかに勝って本格化。アサクサデンエンの半弟という良血。ここでも…

3歳馬の上昇度

札幌記念はタガノデンジャラスが逃げて、マイソールサウンドが2番手の展開で予想通りにスローの流れ。淡々としたペースが続いたが、3角あたりから有力馬が仕掛け気味にあがっていき、一気にペースアップする展開。 人気のマチカネキララはインに閉じ込めら…

グレイトジャーニーに期待

明日は札幌記念。ここも難解な一戦ですが、マチカネキララやアドマイヤムーンといった未知の魅力のある馬が人気になっているようです。しかし札幌記念は古馬で実績のある馬を狙うレースだと思います。エリモハリアーは函館記念連覇と夏得意ですが、札幌は若…

ラインクラフト無念の死

ラインクラフト(牝4)が、本日朝に放牧先のノーザンファーム空港牧場にて、調教中に急に倒れ、急性心不全により死亡したとの残念な一報が入った。今秋はスプリンターズSから始動の予定で順調に調教していた矢先の不幸な出来事となってしまった。本当に残…

古馬牝馬戦線の今後

クイーンSは最初の2ハロン目が10秒台になっているように予想以上に厳しい流れになりました。予想したマイネサマンサの逃げではなく、アズマサンダースがひっかかるように先頭へ。2番手争いもマイネサマンサにタッチザピークが絡む展開に。デアリングハー…

難解な牝馬限定重賞

今日は札幌でクイーンS、相変わらず本命不在の難解な牝馬限定受賞です。注目はG1馬ヤマニンシュクルですが、札幌開幕週の前有利な展開に左右されそうです。一昨年も届かず3着ですので、本命にはできません。前に行ける馬としてはマイネサマンサ。この馬…

夏競馬の難しさ

先週は新潟まで遠征して関屋記念を観戦してきました。今年の新潟は例年よりも暑くなく馬の負担は少なかったかもしれませんが、それでもやはり夏競馬、やっぱり暑かったです。 関屋記念はフルゲートの大混戦。昨年のダイワメジャーに続き、今年もG1馬テレグ…

欧州馬の底力

春の欧州最強馬決定戦、キングジョージ&クイーンエリザベスⅡ世DSは三強対決にふさわしい素晴らしいレースとなった。 頭数は6頭立てだったが、実質は3頭の争い。スタートしてインにハリケーンラン、マークする形でハーツクライ、その外にエレクトロキュ…

コンゴウリキシオーの先行力

今日は小倉記念。例年小倉巧者が勝つレースでメイショウカイドウは連覇中。ここを勝ってサマー2000シリーズチャンピオンに王手をかけたいところですが、ハンデが微妙に影響しそうです。 ここは逆転チャンピオンへ負けられないコンゴウリキシオー。小回り…

ハーツクライ キングジョージへ

日本時間本日深夜にとうとうハーツクライが欧州トップG1レース、キングジョージ&クイーンエリザベスⅡ世DSに出走します。 このレースには昨年の凱旋門賞勝ち馬ハリケーンラン、今年のドバイワールドC覇者エレクトロキューショニストが出走する高レベル…

函館の芝

梅雨があけずはっきりしない天気が続いているので3場ともになかなか馬場状態を読むのが難しい状況になっています。今週の函館記念は馬場、特に函館の特殊な芝の巧拙ポイントの最重要項目として予想する必要があります。例年函館好走馬の連対が多いことから…

新潟千の買い方

今週から夏の新潟開催。昨年まで8月だったアイビスSDが開幕週に変更になり、高速馬場でさらに速いレースが期待できることになりました。ただ残念なことに今週の新潟は雨模様で少し渋った馬場になりそうです。新潟千の買い方はやはりコース実績です。 昨年…

カイドウの夏

七夕賞は終わってみれば関西馬の1、2フィニッシュ。レースは予想通りコンゴウリキシオーの逃げ。道中のラップも淀みなく11秒台が続くペースで金鯱賞と同じ展開。このまま逃げ切るかと思いましたが、向正面から武メイショウカイドウが少しづつ押し上げて4…

福島コース巧者

今日は七夕賞。昨年は一番人気ダイワレイダースが勝っていますが。荒れることで有名なレースです。今年も難解な一戦になりました。 一番人気は前走金鯱賞を逃げ切ったコンゴウリキシオー。この馬は単騎でいければ勝てそうですが、多頭数ハンデ戦では展開に左…

奇跡の馬ラムタラ売却

1996年に当時の最高額3000万ドル(約33億円)で輸入された「奇跡の馬」ラムタラが9月に英国の生産者に売却されることが今日のニュースで明らかになった。 ラムタラは1995年英国ダービー、キングジョージ、凱旋門賞の欧州三冠を制し、デビュー…

ミツオーvsカネヒキリの一騎打ち

昨日は大井競馬場へ今年前半の大一番、帝王賞の観戦にいきました。暑い一日でしたが、それ以上にレースはアジュディミツオーとカネヒキリの2強対決での好レースとなりました。 アジュディミツオーはスタートから積極的にハナにたってマイペースでの逃げ。カ…

怪物ディープの走り

宝塚記念は直前の雨で予想以上に馬場コンディションが悪い状態でのレースになってしまった。レースは道悪巧者のバランスオブゲームの逃げでスタート。2番手にシルクフェイマス、3番手グループにダイワメジャー、ハットトリック。外から少しかかり気味にコ…

ディープのレース選択

明日は京都で宝塚記念。あいにく雨模様の見込みですが、今日のメインレースのサンバレンティンの大外差しから判断すると馬場はそれほど悪くはならないかもしれません。 やはり注目はなんといってもディープインパクト。天皇賞春では脅威的は上がりを計測して…

ソリッドプラチナムのキレ

京都は日曜は馬場も回復し、良いコンディションでの競馬。スタートから予想通り、マイネサマンサが逃げる展開。2番手に軽量のマリアヴァレリア、シールビーバック。ヤマニンシュクルはやや後方から。マイネサマンサは向正面からは1F12秒台のラップを刻む理…

牝馬限定G3ハンデ戦

今週から2歳新馬戦も始まりもうすぐ夏競馬になりますが、京都では古馬牝馬のG3ハンデ戦、マーメイドSがあります。昨年はダイワエルシエーロが逃げ切りで勝利しているようにこの時期は馬場のチェックが重要になります。昨日の京都も雨でしたので、昨年同…

道悪レースの買い方

エプソムCはあいにくの雨模様の中のレースとなってしまった。スタートでグラスボンバーが出遅れ。予想通りニシノデューの逃げで2番手をダイワバンデット、スズノマーチが追走し、その後ろにトップガンジョー。マチカネキララも好位で追走し、インにデアリ…

ラズベリの決め手

CBC賞も少しだけ。アグネスラズベリの能力がここでは一枚上と判断しています。知立特別では高松宮記念と0秒1差で快勝しています。相手は4連勝中のワイルドシャウト。ゴールデンキャストは左回りが疑問、リミットレスピッドは休み明けで芝が微妙、シー…

キララに注目

明日は春の東京最終日。今開催では特殊な馬場コースに惑わされてきましたが、明日は良馬場でコース取りの関係の無いレースを期待したいですね。まずはエプソムCの予想から。毎年さまざまな思惑が混在する難解なレース。夏のローカル狙い馬の叩きだったり、…

ブリッシュラックのトモ

混戦安田記念を圧勝した香港のブリッシュラック。この馬は昨年も安田記念に参戦して出負けして4着でしたが、パドックでは昨年以上のデキであると感じました。この馬の特長はトモの量だと思います。このトモが東京直線での瞬発力勝負で坂を苦にせずに突き抜…

ブリッシュラック快勝

今日の安田記念は素晴らしい天候にも恵まれた好レースとなった。横一線のきれいなスタートで昨年出遅れたブリッシュラックも好スタート。予想通りメイショウボーラーが逃げてローエングリン、バランスオブゲームが続く展開。オレハマッテルゼ、ダイワメジャ…

東京コースの適正から

明日の安田記念は人気も割れていて難解な一戦となりました。週中もすいぶん軸候補については考えましたが、やはり東京マイルのコース適正がポイントになると思います。現在1番人気のオレハマッテルゼは東京コース適正は十分ですが、G1となると押さえ評価…

香港馬の取捨がカギ

今週の安田記念は粒ぞろいの好メンバーでの対戦となりそうです。1番人気が予想されるダイワメジャーは東京コースでの実績がないことが気になります。新潟で関屋記念2着があるように左回りには問題ないが、直線坂の東京コースでの走りに少し不安があります…